DIARYダイアリー

収穫の秋

2024年1月16日

私が長谷部葉子研究会のオコメンプロジェクトに所属したのはこの秋から。最もお米づくりの中で忙しい収穫の時期だった。
「絵子ちゃんは一番忙しい時期に入ったね〜」一反7畝の田んぼを耕しているので、相当なお米の量があり、毎週のようにボランティアを募りながら稲刈りをした。稲刈りもイベント事にして、時には留学生の授業の一環としても行った。この理由の一つには学生と地域の人が交わる場所を提供するためだ。私たちはただ農業を行なっているのではなく、キャンパスが位置するこの農村地域と学生をつなげる架け橋を作っているのだ。

私たちの稲刈りは手刈りであるので時間はかかる。しかし、一連の作業に慣れればスイスイと進み没頭してしまうのだ。食を大事にしているモットーがあるので必ずイベントの時には食事を用意している。しっかりと美味しいご飯を食べることが内側からのエネルギーにつながるのだ。私たちのご飯は美味しいと評判であり、特に長谷部先生の作るカレーが絶品なのだ。長谷部先生お手製カレーは誰にも真似できない。毎回、その時ある具材を入れているので、一つとして同じカレーがないのだ。それから、もう一つの有名フードはジンジャーティー。先生はジンジャーティーをよく作ってくださり、稲刈りの時も毎回用意した。この定番絶品料理を食べるためにリピートして稲刈りに参加してくれる方もいる。作る側としても美味しいと言ってくれることが嬉しく励みになるのだ。

そしてもう一つ、私たちは田んぼアートも行なった。お米の種類を変えていたが、なんとも見分けるのが難しく、少し手間はかかった。SFCという文字が田んぼから完全に浮き出た時、一番の達成感を感じた。来年はなんて文字にしてみようかな。

そんなこんなで目まぐるしく忙しい大学生活が始まったのだ。
20240116091751.jpeg

20240116091825.jpeg

20240116091851.jpeg

20240116091919.jpeg

20240116091947.jpeg

20240116092012.jpeg