DIARYダイアリー

餅つきイベントin御所見ハウス

2024年1月16日

御所見ハウスとはなんぞやと思った方。これは長谷部先生の家の名前である。なんとオコメンプロジェクトの生徒も数人同居しているのだ。先生とシェアハウスとは、なかなか聞かないことだから私も最初は驚いた。この家は大正時代からの古民家であり、住み始めた頃に学生が壁をペイントしたので明るい空間になっている。この家はオコメンメンバーの拠点でもあり、ご飯を食べに来たりミーティングをしたりしている。私はこの家が大好きで、長谷部研に入ってよかったと思う瞬間はいつもここでご飯を食べているときだ。

年に一度、そのお家で報告会を開き、オコメンの一年の活動を振りかえりながら、携わってくれたたくさんの方々に感謝をする。
「絵子ちゃん、一緒に報告会のリーダーをしてみない?」今季のリーダーである先輩に誘われて、初めてオコメン活動を主体的に準備した。昨年の報告会の様子を聞いて、どう楽しんでもらえるかのアイディアを練った。何から始めればいいのかアタフタしていたが、何度もフリーズしていたが、優しい優しい仲間、先輩たちのおかげで計画的にことが進んだ。この報告会では、私たちのもち米で餅つきをして、参加者に心もお腹もいっぱいにしてもらいたい。二日間開催ということで、二日にわたって様々なタイプのお餅を楽しんでもらうことにした。1日目はお汁粉と、黒米の餅の海苔醤油。二日目はお雑煮(黒米)、海苔醤油、きなこ、あんこ、大根。1種類のお餅だけでは飽きてしまうが様々な味を用意したのであっという間にお餅がなくなった。特に驚いたのが海苔醤油かもしれない。圧倒的な人気を誇っていて一瞬で海苔完売。
「海苔醤油もう一回食べた〜い!」
ごめんなさいーーい、海苔がないんです。。泣く泣く用意できなかったので、来年度は海苔醤油を増やしてあげよう。

餅つき以外にも用意したのは沢山ある。まずは藁筆の書初め。私たちの稲藁で藁筆を作って、絵でも言葉でも自由に綴ってもらった。描いてもらった半紙を縁側の窓に飾ったのだが、これがまた、太陽の光と共に一つ一つ味が出ていて良い!!!!!!ここまで楽しんでもらえたのは想像以上であった。

もう一つは藁小屋。骨組みに藁をかけて作成した簡易版小屋で、中に座ることもできる。ちょっとした面白コーナーが報告会の印象にもつながる。欲を言えば藁でオブジェのようなものを作ってみたかったが、それは次回にまわそう。

外では餅つき、中では談話。初めて会う人たち同士で交流が生まれ、新しい繋がりが始まる。この家の良さが全て使われたイベントであったと思う。

「来てよかった」「美味しい」「ありがとう」
みんなから素直に出てくる言葉が私の心を温めてくれた。

私たちのイベントはここで終わりではなく、イベント後に夜ご飯を食べるところまで一緒だ。みんなでご飯を作って食べて振り返りをする。ご飯を作ることは労力を使うことでもあるので、1日の終わりで疲れてはいる。けれど、不思議とご飯を食べるとそんな疲れも忘れてしまう。だから欠かせないのだ。
この日は、オコメンメンバーの誕生日も祝った。ここで登場するのがお菓子屋さん「いわかめ」。前々回のブログで紹介した場所だ。御所見ハウスに近いので、デザートはよくここに買いに行く。洋菓子も和菓子も揃っていて、稲刈りのときはここのお餅を用意したこともある。誕生日の時はここのスフレチーズケーキと決まっているのだ。可愛くデコレーションしてお祝い。こうやってメンバー一人一人を大事にするところも、このオコメンプロジェクトの好きなところだ。

この二日間を振り返って私もお腹いっぱい心いっぱいだ。

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