DIARYダイアリー

Outdoor education trip

2021年6月19日

ひんやりと湿布によって肩が冷やされながら今ブログを書いている。なぜかというと、今までで一番重たいリュックを背負ってハイキングに行ったからだ。

outdoor educationでの4回目のトリップ。今回はこの単元の最後のトリップ。
前回は、キャンプ場まで車で行きテントで過ごし次の日に山登りをした。今回は自分たちでテントや食料、全ての道具を運びテントで一夜を過ごしまた。次の日に荷物を背負ってハイキング。コースはシンプルで川沿いを歩いて行き、trains hut という小さな小屋がある場所まで歩く。二日目は来た道を帰る。前回よりも格段に重たい荷物を背負っているから、登り降りが少なく平坦なコースを先生がチョイスしてくれた。

しかし!連日の雨のせいで道はぬかるんでいた。山道のほとんどが泥道で、その半分くらいはかなり深かった。積もった雪をズボズボと歩くように、泥の中をズボズボと歩いた。靴が脱げてしまうのではないかと慎重に歩いた。
この平坦な道なら楽勝かも!と思っていたけれど泥に苦戦した。歩きながら、キウイの子達とゲームをした。自分が何を想像しているか当てるゲーム。一番最初に大まかな部類(フルーツ、お菓子、動物、国etc..) を教えてもらい答えを当てる。例えば、鳥の名前。鳥の名前は私はすごく弱い。鳥の名前を英語で全然知らないからだ。それにニュージーランドの鳥は基本的にマオリの名前。ニュージーランドは鳥の島と言っても過言ではないくらい沢山住んでいる。ここに留学している身として、もう少し鳥に興味を持ってみよう。

小屋についたのは4時前。すぐに夕食作り。私は、大好きな日本の登山食を持っていった。尾西のフリーズドライのお米にアマノフーズの親子丼!
ニュージーランドのフリーズドライの登山食を食べたことはあるけれど、味もあまりおいしくなく重い。日本のに比べると遥かに大きくて重いのに美味しくないのだ。一年半前にニュージーランドでキャンプしたときに、学校が用意してくれた登山食を食べて、これからは自分で日本の登山食を持っていこうと決意した。

お米はなんて美味しいのだろう。疲れた時は、よりおいしく感じる。他の子達は、みんなインスタントヌードルを食べていた。一人だけ違うものを食べていたから、みんなに、興味津々の目で見られた。

夕食の後は、暖炉のある小屋の中でみんなでくつろいだ。
付き添いの先生が、なんとネパールで生まれ育っていた。この夜は二人でずっとネパールの話で盛り上がっていた。今度、ネパールの料理を作ってもらう約束をした。
ダールスープとモモをリクエスト!ダールスープは豆のスープでカレーのように食べる。モモはネパールの餃子のようなもの。餃子よりも分厚い生地だ。話しながらネパールの写真を見返していたら、ものすごく恋しくなった。ネパールの山小屋の中、あったかい暖炉の前で本を読んだり、チャイを飲んだり、さむーいと言いながら寝袋の中に潜り込んだり。全てが懐かしいな。その日の夜は、近くにある滝の音を楽しみながら眠りについた。

二日目の朝。みんなで滝を見に行った。水によってできた洞窟が滝の下に沢山あり幻想的だった。

outdoor educationをやめるかどうか悩んだ時期はあったけれど、やめなくてよかったと実感した。どんなに疲れても、みんなで笑ったり助け合ったりする時間は貴重。普段の学校生活では育まれない関係性なんだよな。片道14km, 合計28km歩いた。体はヘトヘト。車の中では私を含め全員が爆睡していた。

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