DIARYダイアリー

クリスマス

2020年12月28日

朝6:30。
この時間が待っていましたと言わんばかりに目がぱっちりと開いた。子供たちも早く起きて今か今かとプレゼントを開けるのを待っている。ホストファミリー全員がクリスマスツリーの前に集まり、サンタの帽子をかぶったりクリスマスのコスチュームを装着。
そして、クリスマスツリーの前に置いてある巨大なクリスマスソックスに入っているサンタさんからのプレゼントをホストファザーが配り始めた。
私のところにもサンタさんが!チョコレートと商品券が入っていた。早く、サンタさんからの商品券を持って自分のクリスマスプレゼントを自分で選びに行きたい!
ホストファミリー からは【どんな挑戦にも負けない】という意味の持つネックレスやお菓子をもらった。子供たちは包装紙をウキウキしながら破っていた。

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小麦粉でサンタさんの足跡!

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プレゼントを開封した後は、ホストファミリーの親戚の家や友達の家に行ってクリスマスの挨拶をしに行った。日本でいう新年の挨拶のような感じだ。
夜はホストマザーの妹さんの家でクリスマスディナーをした。妹さんの家はとても立派な家でお庭がとても広い。子供達とモーターバイクに乗って遊んだり、鬼ごっこをしたり、プールに入ったり、トランポリンをしたり。
妹さん家族からもクリスマスプレゼントをもらった。
ガラスでできたキウイの置物とLUSHの石鹸。

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もらってばかりではなく私もホストファミリー にプレゼントをあげた。日本のクリスマス仕様のお菓子をあげた。日本ではクリスマス柄のかわいい缶に入っているお菓子がこの時期はたくさんある。
でも、日本にあるようなおしゃれな季節限定の缶などはニュージーランドには売っていない。例えば、日本では期間限定のフレーバーというのが存在するけどここでは少ない。
ニュージーランドに住んでいる日本人の知り合いの方に、日本のお菓子の缶はかわいいから喜ばれるとアドバイスをもらい日本から送ってもらった。ホストファミリーの子供たちはポケモンがすごく好きだからポケモンのお菓子をあげた。みんな、かわいい缶に喜んでいてお菓子もパクパク食べていた。

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クリスマスディナーでは、ラム肉、ハム、ローストチキン、サツマイモやかぼちゃのサラダ。デザートには、パブロバとトライフルが出た。パブロバはニュージーランドの伝統的なお菓子で焼いたメレンゲを生クリームで包みフルーツをトッピングする。私には、甘すぎてあまり好みではない。だから、パブロバの代わりにとライフルを出してくれた。トライフルはスポンジケーキとカスタード、フルーツを交互に層にして重ねたケーキだ。どのデザートも見た目がとても可愛くて、みんなが食べているなかずっと写真を撮っていた。

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ディナーの後、私たちはとあるゲームをした。ジェリービーンズといういろんな味のするグミを使ったゲームだ。
ジェリービーンズには、同じ見た目でも、二種類の味があり美味しい味と物凄くひどい味。例えば、茶色のグミはチョコレートか死んだ魚の味だ。
そのグミを一人一つとり一斉に食べる。誰が当たりのグミを引くかは分からない。口に入れた瞬間に何度もゴミ箱に吐き出した。
ひどいものは、ずっと舌に味が残る。死んだ魚、汚い食器の石鹸、スカンクのおならなど、一体どうやって思いつくのかという味のグミがたくさん。
これは日本に持ち帰って、ぜひとも友達とやらなければ!

私はホストファミリーと仲がいいけれど、正直、自分がどんなクリスマスを過ごすのか少し不安だった。けれど、前日からみんなでクリスマスの準備をして当日は朝から夜までクリスマスのお祝いムード。
来年もここでクリスマスを過ごしたいと思った。

来年はきっと日本で家族で過ごすと思う。今年のクリスマスでプレゼントを交換し合う楽しさやニュージーランドのクリスマスの食事を知ったから来年、私は家族にニュージーランドのクリスマスを教えてあげたい。
このクリスマスでは、自分だけが家族がいなくて孤独を感じることもあった。でも、ホストマザーが「あなたは私の家族の一員よ」と言ってくれてその孤独感も消えた。
本当に素敵なクリスマスだった。

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