DIARYダイアリー

クリスマス前日

2020年12月24日

クリスマスに近づくにつれて、クリスマスツリーの下にプレゼントがどんどん積まれていく。
私は今回、オークランドでホームステイをしているが、クリスマスの間はパーマストンにある
ホストファザーの両親の家でみんなで過ごす。ここは、9月にホームステイさせてもらったお家だ。

オークランドから、ドライブしながらパーマストンの家まで来た。
朝5時、普段は日が昇るのが早くて見れない朝焼けを見ながら出発。

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途中にタウポという街に寄った。ここには、有名な滝 huka fallがあり、ホストファミリーが私に是非見せたいと連れてきてくれたのだ。毎秒20万リットル以上の水が落ちているとホストマザーが教えてくれた。
水の流れがとても早く、明るい水色で綺麗な眺めだった。
例年は、ここは海外からの観光客が多く、この時期は沢山の人がいるらしい。しかし、今年は私たち以外に4組ほどしかいなかった。

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タイホペと言う街にも立ち寄った。ここは、農業と園芸が盛んなため、長靴が重宝されているという街。
長靴を投げて遊ぶ場所がある。ホストファミリーと長靴を投げ合ったりして遊んだ。

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長いドライブが終わり、パーマストンの家に着くと、クリスマスツリーの下にたくさんのプレゼントが積まれていた。
もらったクリスマスプレゼントはツリーの下に置いて、クリスマス当日の朝みんなで開封する。
ホストマザーは忙しく、クリスマスプレゼントを包装していた。
町に出れば、サンタさんがいて子供たちと写真を撮っている。私もちゃっかりサンタさんと一緒に写真を撮ってきた。

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クリスマスツリーの飾り付けを手伝っていたら、ホストマザーが可愛いクリスマスの包装紙に包まれた小包を渡してきた。
「少し早いけど、今開けてみて」と言われて開けるとekoと書かれた紫の飾りのボールが入っていた。
ニュージーランドでは、クリスマスツリーに自分の名前が書かれている飾りのボールを飾る。
私たちのツリーにあなたも仲間入りねと言われた。家族の一員と言われたようですごく嬉しい。

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NZでは、お正月よりもクリスマスの方が大切。クリスマスは家族全員で過ごし、友達や親戚の家を回って挨拶やプレゼントを渡しに行く。
私は日本では、クリスマスディナーはイブの24日にするものだと思っていた。
でも、ニュージーランドでは24日はクリスマスの準備をして25日に盛大に祝う。
クリスマスディナーも25日に家族みんなで食べるのだ。私も準備を手伝いながら、ホストマザーにキウイのクリスマスディナーを教えてもらう。

ホストマザーが「トナカイの餌を作るのを手伝って欲しい」と言ってきた。
トナカイのエサ?とキョトンとしていると、どうやら子供達がトナカイのためのご飯を家の前に撒くという習慣があるようだ。
オートミールを赤と緑の食紅で色付けて、それを子供達と一緒に家の前に撒いてきた。
子供がポストを確認しにくとサンタさんからの手紙が届いてた。
「絵子の分も届いてるよ!」とニコニコしながら渡してくれた。
サンタさんから、手紙をもらうのは何年ぶりだろう。小学校を卒業してからサンタさんも卒業した私は久しぶりのクリスマスを心から楽しんでいる。
そして、ホストマザーが「これはサンタさんからのプレゼントを入れるための靴下よ」と大きな靴下を渡してくれた。
人生で初めて枕元に靴下を置いて寝るのだ。
留学生の私を本当の家族のように受け入れてくれているホストファミリーに心から感謝。
クリスマスツリーの下のプレゼントの山の中に、こっそり私からホストファミリーへのプレゼントも置いておいた。

子供の時、サンタがくるのが楽しみでなかなか寝付けれなかったクリスマスイブ。
久しぶりにこの感覚に浸りながら今日は眠りにつく。明日の朝が楽しみだ。

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