DIARYダイアリー

ニュージーランドの1年を振り返る

2020年12月18日

朝5時、携帯のアラームオンで目が覚めた。昨日はなかなか寝付けれなかった。
だって、ホリデーが始まる前日だったから!楽しいことがある日の前日の夜はいつも寝付けない。
朝早い便で、ワンガヌイからオークランド に飛び立った。
この休みはいつもお世話になっているオークランドのホストファミリー の家で過ごす。
飛行機の中から小さくなっていくワンガヌイの街を見ていたら海がこんなに近くにあるのかとびっくりした。
雲を突き抜け目の前に広がる雲海に感動していたら、キャビンアテンダントの方がクッキーを配りにきてくれた。

そういえば、一年前の同じ時期に朝早いこの便でオークランドに行き、そのまま日本に帰った時も同じクッキーを食べたな。
あの時は3ヶ月、日本から離れただけだったのにすごく長く感じた。もうすぐで日本に帰らずに1年が経とうとしている。
だけど、最初の3ヶ月よりもこの1年の方が短く感じる。それは私がニュージーランドでの生活に慣れたからだと思う。

2020年1月末、ニュージーランドは1月から一学期が始まった。
一学期は、夏の学期だから夏のスポーツのアクティビティが多い。
水泳大会があった。私は水泳が苦手だけれど、選手選びのためにタイムを測らないといけなかった。
25m以上を泳いだことのない私が初めて100mを泳いだ。
なんとか泳ぎ切ったときに、自分が情けなく感じて、一学期は学校のプールにしょっちゅう泳ぎに行った。
初めの頃と比べると水への恐怖心もかなりなくなった。

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ニュージーランドの夏を満喫した私は4月、ネパールで初めての6000m登山を挑戦するつもりだった。
しかし、スピードを上げて広がるコロナウイルスはニュージーランドにも大きく影響を及ぼし、3月末にロックダウンが開始した。
帰国を断念して約2ヶ月に及ぶロックダウン生活が始まった。留学生みんなで学校の寮に泊まり毎日映画を見たりスポーツをしたりと修学旅行のような時間を過ごした。
きっと世界で一番ロックダウンが充実していただろう。
ロックダウンをしている時は一切、外にだなかったからコロナウイルスの危険を身をもって感じることは少なかった。

今も、ニュージーランドではコロナウイルス感染者はいないから、マスクをつけている人もいない。
だから、他の国のように、コロナウイルスと生きているという感覚はない。

私がロックダウンに恐怖を感じず、生活できたのは先生たちが私たち留学生のことを大切しにてくれているから。
この学校を選んでよかった。

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頼れる大人がいることは大切。仲の良いホストファミリーもいて、休みの時はいつもそこでホームステイをさせてもらっている。
みんなに会うのが楽しみで休みの前はいつもウキウキ。
そして、オークランドには、ホストファミリーを通じて知り合った日本人の方のいる。
学生としてニュージーランドに留学に来て、今はニュージーランドで家庭を持っている。
とても頼れるうえに、優しくて私のことをご飯に誘ってくれたりする。
そして、年末年始は一緒にキャンプに行く予定だ。
ニュージーランドで、私は素敵な出会いに恵まれている。

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