DIARYダイアリー

学校が再開しました

2020年5月26日

学校がスタートしてから1週間。最初の週末を迎えようとしている。

ロックダウンの間、留学生だけで学校に二ヶ月も住んでいたから、現地の生徒がいる学校が変な感覚だ。私の学校は家から通う生徒と学校の寮で過ごす生徒がいる。オークランドやウェリントンから来ているニュージーランドの生徒も多く大半は寮生だ。

今までは留学生としかルームメイトにならなかった。ルームメイトは、学期ごとに変わる。私は先生に次のルームメイトは現地の生徒にしてほしいとお願いした。現地の人たちの事を「キウイ」と呼ぶ。これはニュージーランド人のスラングだ。キウイ には、親しみやすい子もいるし、ちょっと苦手な子もいる。

この学校に来てから初めて現地の生徒のルームメイト!私は、誰がルームメイトになるのか、気になって気になって仕方がなかった。ルームメイトとは学期の間、ずっと一緒に過ごすわけだからかなり重要だ。学校が始まる二日前、こっそりと私たちのルームメイトの名簿を確認しに行った。
「eko noguchi,eko noguchi...あった!私の名前!」私のルームメイトは、私によく話しかけてくれる子だった。あの子は普段は優しいけど、ルームメイトになったら対応変わるのかな?彼女は、私とルームメイトになることを嫌がるかな?そんなことで頭がいっぱいで、心配で心配で仕方がなかった。

現地の生徒が一斉に帰寮してきた先週の日曜日、私は現実逃避のように一日中、外に出かけていた。いつも思うけど、学期の初日は憂鬱だ。町中で、学校の制服を着た生徒をみかけて、いよいよ学校が始まるんだと現実感が湧いてくる。

そんな不安を押し切って、私のルームメイトは絶え間なく話しかけてくれた。彼女の友達も、よく部屋に遊びにくるから部屋中が英語で溢れかえってくる。現地の子と同部屋だと、すんなり彼女たちの輪に入っていけるんだ。
「私は絵子の最初のキウイの友達だね!」(!!!!!友達!今友達って言ったよね!?やった!天使!!!)こんな感じでテンションMAX。ルームメイトがそう言ってくれてだいぶ気が楽になった。楽しい、寮生活が送れられそうだ。

この学校では、生徒は必ず、スポーツをしないといけない。サマースポーツでは私は陸上部に入っていた。しかし、今学期からはウィンタースポーツ。私はホッケーに挑戦してみることにした。ホッケーの用具を一通り買ったからには、中途半端に投げ出さない。新品のスティックを持って恐る恐る初めての練習に行った。それは、もう楽しくて楽しくて!先生もすごく優しくて、メンバーも楽しい人たちばかり。練習の最後のミニゲームもすごく面白くて、こんなに自分に合うと思うスポーツを久々に見つけられた!

今学期は最初の一ヶ月はオンライン授業だったから、残り5週間。始まることに不安ばかり抱いていた学校再開だが、すごく良いスタート。ホリデイまでの5週間頑張るぞ!

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