DIARYダイアリー

初めまして野口絵子です

2019年7月16日

私は、小さい頃から父と登山をしています。私が初めて登山をしたのは4年生の時。
父に「山に行くぞ!」と言われた時の私の中の山のイメージは軽いハイキングで具体的な想像も全くつきませんでした。

私の初めての登山は八ヶ岳。しかも、冬。
−17度の冷たい空気が肌に突き刺さり、指も裂けるような痛さ父に懸命について行ったあの山で私の中の山の印象はガラリと変わりました。

あれから、私は父と山登りをするようになりました。八ヶ岳、富士山、那須岳...。初めての登山をしてからもう五年経った今は、泣きながら登っていた八ヶ岳も泣かなくなって、泣いていた頃が懐かしいな。

今思い返せば、泣きながら登っていた私に父が「死にたくなければ泣くな、前が見えなくなるぞ」とかけてくれた言葉も、色んな言葉が一つ一つ大切な山登りでのアドバイスだったな、と最近よく思うようになってきました。

そして、私は今年の一月に遂にヒマラヤデビューした。ヒマラヤは、日本の山とはまるで違った。色も形も世界観も。ここでの刺激はとても強く、また、私の中の山のイメージは変わった。変わったというよりも、広がった。
これが、私の山での2度目の大きな刺激。

そこからは、沢山の山を見てみたい、色々な山の色々な姿を見たいと思うようになりました。

次はキリマンジャロに挑戦します。

きっかけはすごく単純だったな。
テレビでキリマンジャロを俳優さんが登っていて私も行きたいと思い父に「キリマンジャロに登りたい」と送ったのが始まり。
その時は、軽い気持ちだったけど今キリマンジャロがどんな山でどれ位の高さかを知ったら軽い気持ちって怖いって思った。

でも、今まで色々な山を登ってヒマラヤに行ってマレーシアに行って、それもキリマンジャロに登るためのトレーニングの一環。だから、私は軽い気持ちで行きたいと思った事を後悔してない。
トレーニングはもちろんキツかった。でも、その分、いろんな景色を見て、いろんな感情、考えが頭の中を何度も巡って、それはすごく幸せなこと。

父の口癖は「レンガを積み重ねろ」
高校生の時に校長先生から聞いた言葉みたいですが、何かをやり遂げるためには小さなコツコツが必要。
コツコツ、これは私が何度も聞いてきた言葉で、山で習得した大事な言葉。

コツコツとトレーニングもしてきて、遂にキリマンジャロ。父も一緒だから安心。どんな小さなきっかけでも、目標が目の前にくるとやる気がメラメラと湧いてくる!!

キリマンジャロから見れる景色が今はすごく楽しみ!